池上製麺所

【208年7月のスケッチをリニューアル】

るみばあちゃん

2008年夏、香川での取材2件め。
讃岐うどんの『池上製麺所』

高松市内から車で空港方向に向かって20分くらいにある『池上製麺所
だだっ広い駐車場に車を停めて店の中へ入ると
ここのシンボルでもある『るみばあちゃん』が笑顔で迎えてくれた。

まだ開店前、若いお弟子さんたちとうどんを踏んでいるところだった。
開店時刻の午前10時、のれんがかかると
近隣の県外ナンバーの車がぞくぞくと入ってきて
あっというまに長い行列ができた。

メニュー
なんとシンプルな商品構成。
ここで修行した若者たちがそれぞれの地元に帰って店開きする。
その手書きの告知ポスターが貼ってあった。

るみばあちゃんのうどん
丼を抱えて席に着きアツアツのうどん玉に、
きざみネギをパラリとトッピング。
そこへ汁の容器のノブをシュッシュッシュッと3回押す、
箸でズルッズルッとたぐって150円也。
このセルフ感が本場讃岐の製麺所の醍醐味。
太く筋の入った麺はシコシコというよりも
柔らかくてモチモチしてる東京では未体験の食感。
一時間半ほどで取材、撮影が終わり片付けをしてると、
すでにきょうの昼の分は完売になり閉店となった。
夕方には、また開店するとのこと。

るみばあちゃん、御年76歳。
お客さんから写真のリクエストがあると
両手で顔を包んで花を咲かせた、るみスマイルで応えていた。

いまは亡くなられた、
元国鉄の職員だったご主人と二人で、
リヤカーでうどん玉を売りながら始めた『池上製麺所』は
昨年、創業50周年を迎えた。



テーマ : 旅行記
ジャンル : 日記

tag : るみばあちゃん 讃岐うどん

『和三盆(わさんぼん)』

【208年7月のスケッチをリニューアル】

2008年夏、香川での取材3件め。
香川県の羽根さぬき本舗を訪ねた。

高松市内から瀬戸内の海を左の車窓にみながら
車で1時間ほど走ると
二百年続く、讃岐和三盆の老舗がある。
おもてなし0877
取材の始まる前、
社長、三谷さんの友人から毎年届くという
地元で穫れた一番茶と和三盆でおもてなしを受けた。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
和三盆づくり』
地元で穫れた、さとうきびを絞り
その汁を釜でアクをとりながらグツグツ煮詰め、
桶に移して沈澱させたあと、
うわずみだけをさらに煮詰めて
甕でゆっくり冷まして白下糖ができ上がる。

wasannbon

つぎに、この薄茶色の白下糖をこねる『研ぎ』の工程にうつる。
丹念にじっくりこの研ぎをくりかえすことで
砂糖の結晶が丸くなり糖蜜が抜けていく。
そのあとはこの作業場に棲む酵母が発酵を進めてくれる。
それを木型に入れて打菓子として
愚直なまでに昔ながらの製法を守りながら
混じりっけなしの羽根さぬき本舗和三盆が完成する。

口に含むと舌の上でさっと溶け
後を引かないやさしく上品な甘味というか旨味は
この職人たちの『研ぐ』という作業がひとつの決め手となる。
指の感触で甘みがわかるというこの道50年の職人さんが
笑いながら、ごっつい左右の拳を開き
研ぎの作業で四角くなった親指の爪をみせてくれた。

さとうきびを育てる人、
和三盆をつくる人、木型を彫る人、
いま、その人たちの生活を守ることが大切なんです。
どれかひとつでもかけたら
この和三盆はできません。
もし、この品質を維持できなくなったら
この店をたたみます。と
熱心に、謙虚に語った八代目になる三谷さん自身が、
和三盆そのものような純粋で誠実な方だった。

今回、同行した歌手のA.MIKIさんは、
ここ羽根さぬき本舗の和三盆づくりに感動し、
みやげとして三十箱以上も、買った。

テーマ : 旅行記
ジャンル : 日記

tag : 和三盆 羽根さぬき本舗

7月17日 小豆島

久しぶりの小豆島。
高校のとき以来、30数年ぶり。

小豆島といえば、オリーブ、そうめん、醤油。
この小さな島には醤油の醸造所が約20社もあり、
醤の里(ひしおのさと)として
古い醤油蔵を散策できるようになっている。
そのうちのひとつのY社が
オリーブ製品のメーカーでもあり、取材させてもらった。
日本でオリーブ栽培が始まって、ことしが100周年にあたる。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
のんべい横丁『紫水』常連のCMプロデューサーOさんの勤める
会社の社長のご実家がここの醤油メーカーM社だ。


三太郎

昼ごはんは、
オリーブ公園の下の製麺所にから教わった『三太郎』という、うどん屋へ。
店内は地元の人らしきお客さんで混んでいたので、
隣の離れへ移動。
うだつのある古いしっかりとした蔵のような一軒家。
靴を脱ぎ、ひんやりとした上がり框を踏み中へ入ると
座敷の奥に縁側があり、庭にはコケの生えた手水(ちょうず)がみえる。
落着いた古民家だった。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
屋島断面
屋島の断面は屋島だった。

瀬戸内海の景観のみどころのひとつは多島美だ。
とくに高松から小豆島にかけては
陸とつながってるんじゃないかと思うくらい、小さな島が連なる。
海面は見てると、眠ってしまいそうになるくらい穏やかな流れだ。



テーマ : 旅行記
ジャンル : 旅行

自己紹介

ともぞう(いけだふみのり)

Author:ともぞう(いけだふみのり)
1本のエンピツと
紙きれがあれば、
人を描く。

いままでの日記
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブログ内検索
リンク
Thanks