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『夜叉』

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日本海の荒波に洗われ海風が吹きつける漁村。
かつて大阪ミナミで夜叉の修治と
名を馳せていたヤクザ(高倉健)が
女房(いしだあゆみ)の実家で
漁師として堅気の暮らしをしている。
ある日、幼子をつれた女、
螢子(田中裕子)が流れてくる。
村のシンボルともいえる石橋のたもとに
一軒の呑み屋を開く。
そこに螢子のヒモ、矢島(ビートたけし)が加わり
村の平安は乱れ、騒動が起こる。

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修治が螢子の魔性に触れたことから
背中の夜叉が目を覚まし
矢島の身柄を引受けに
古巣の大阪ミナミへ乗りこむ。

ジャズハーモニカの音色が
健さんの孤独と侠気を際立たせている。

監督/降旗康男
撮影/木村大作
(1985年 昭和60年8月公開)

『夜叉』予告編
https://www.youtube.com/watch?v=agSGos6fkZc



テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

tag : 夜叉 高倉健

『駅 STATION』桐子篇

桐子

直子、すず子、桐子と続く3部構成。

季節は冬、北国。
雪がしんしんと降る中、
赤ちょうちんがぼんやり灯る。
和服に割烹着の女将が一人で切り盛り、
客は一人。
燗酒の湯気が小さく立ち
ラジオからは八代亜紀の舟歌がモノラルで流れている。
小鉢の煮物をつつき、燗酒を煽る。

のんべいにとって
最高のシチュエーションで
三上(高倉健)と桐子(倍賞千恵子)が出会う。



撮影:木村大作
監督:降旗康男
(1981年/昭和56年 11月公開)



『駅 STATION』予告編
https://www.youtube.com/watch?v=gyhGT-vePKo

テーマ : 日本映画
ジャンル : 映画

tag : 高倉健 倍賞千恵子

『駅 STATION』 直子篇

健修正版

健さんの魅力、テンコ盛りの映画。
健さん好きとしては何べん見ても飽きない1本。
セリフ一つない、妻・直子(いしだあゆみ)との
切ない別れのシーンから始まる。

円谷幸吉。
1964年10月、東京オリンピック。
前回ローマの覇者アベベが
国立競技場、6万の大観衆の前に現れた。
それを追って円谷、続いて英国のヒートリー。
ゴール直前のデッドヒートで円谷は抜かれて3位に終わった。
当時、小学校4年生だった私は
悔しい思いでその光景を
自宅の白黒テレビで見ていた。

1968年1月、メキシコオリンピックまであと277日。
日の丸を再びと期待された円谷選手の訃報に日本中が驚いた。
本編では射撃でメキシコオリンピックを目指す
警察官三上(高倉健)たちが食堂でメシを食ってるところへその訃報が流れる。
雪が降りしきる函館本線銭函駅にたたずむ三上。というか高倉健。
そこに円谷選手の遺書(ナレーション)が流れる。

「父上様母上様 三日とろろ美味しうございました」
で始まるその遺書には
円谷選手の愚直なまでの生真面目さが文面ににじみ出ていた。
家族、友人知人たちに謝罪と感謝の言葉が続き、
「幸吉は、もうすっかり疲れ切ってしまって走れません」
「幸吉は父母上様の側で暮らしとうございました」
こんな哀しい手紙はない。
始まったばかりで、泣かされる。
しかも本編とはさほど結びつきがあるわけでもないのに。
今まで何度か観てるけど
ここでこんなに立ち止まることはなかった。

撮影:木村大作
監督:降旗康男
(1981年11月公開)


。。。。。。。。。。。。。。。。
円谷選手が亡くなって4年後の1972年、
当時、高校生だった。
ピンクピクルスが唄う
一人の道
深夜放送のMBSヤングタウンで初めて流れ
クラスで話題になった。

※自ら命を絶った最期のとき、
 首には東京で獲得した銅メダルをかけていたという話しです。





テーマ : 日本映画
ジャンル : 映画

tag : 高倉健 一人の道

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ともぞう(いけだふみのり)

Author:ともぞう(いけだふみのり)
1本のエンピツがあれば、
人を描く。町を描く。

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