吉日 銀座『Jolly』

久しぶりに Jちゃんと新橋の『鳥繁』で吞んだあと、
銀座を歩く。
黒い板張の壁に白地に黒い文字で
『居酒屋Jolly』とある1軒の店を見つけた。
すぐにその場から立ち去れる体勢で
のぞくようにうすくドアを開けた。
居酒屋じゃない、ここはバーだ…、いい感じ。
「初めてですけど二人いいですか」
空いてるテーブル席に座った。

JOLLY01

カウンター席に目をやると
銀髪で和服姿のクラブのママらしき品のいい年配の女性、
とその客らしき男二人。
(やばい、ここ高そう!)
あとは常連らしき二人組の男、一人吞みの男が
カウンターを埋めて大人の空気が漂っている。

連れはわかったような面体で「ボンベイサファイア」を頼んだ。
続くようにじゃ俺は「バーボン水割りで」
「バーボンはなにを?」
え~と、手頃な…」と小声でゴニョゴニョ、
「大丈夫ですよ、そんな高いのないから」と
こちらの気持ちを見抜いたのか
店の女性(お嬢ママ)がこそっと言ってくれた。
見知らぬボトル群の中から馴染みのボトルをみつけて
「じゃ、フォアローゼズください」

ママ

そのうち客も自分たち以外は男一人となったところで
ママがカウンターへ招いてくれた。
もともとは専業主婦だったママが
「私が店をやるなんて夢にも思わなかった」
と昔話からはじまり、
いろんな世間話をつつきながら2杯、3杯と
吞んでるうちに終電の時間が…。

気さくで温かい空気の母娘が営む
居心地のいいバー『居酒屋Jolly』。

※『TARU』『ラクダ』といまはなき2軒とここ『JOLLY』と
たまたまなのか、銀座で居心地のいいバーには、
業界の大御所L社のH.G.さんが常連客として名を連ねている。

※1文字違いのBAR『holly』もいいです。


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銀座 『日劇』

かつて有楽町には、
朝日新聞社があり、日劇があった。
日劇002

35年前の春、
大阪から上京した。

その1年ほど前、
グラフィックデザインの仕事に就いて3年め
『東京で広告をやりたい』という気持ちが
突然ふつふつと沸き起こり
ときどきミナミのバーでいっしょになる恩師に相談して
紹介されたのが、銀座にあったA社。

田舎者にとって銀座の街は、まばゆく映った。
和光のディスプレィや松屋のギャラリーで
いろんな作家の作品にふれたり、
ソニービルでサントリーのCM傑作展を観たりと
この業界、今と違って当時は時間に余裕がたっぷりとあった。
仕事時間中、資料探しとボードに書き込んで
日劇マリオンや並木座で
封切り直後の新作や、旧い黒澤の映画を観たりと
やがてくるバブルに向かって楽しい時間を過ごしていた。
その頃、トラック運転手が1億円拾ったニュースもあった。

銀座いろいろ

三原小路ガード下三州屋TARU…、

いま思えば、金もないのに
よく吞んでた。
よく吞ませてもらってた。

もし、あのとき上京せずに大阪にずっといたとしたら
どうなってたんだろう、と思うことがある。
家族を含めて人間関係、いろんな関わりが
全然違ったものになってたんだろうなぁと思うけど、
結局、出るべきときに出てきて
出会うべき人に出会ってる。
必然か。

もしかして決まってたのか…と
思ったりもする。

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3月30日(日)横浜 日ノ出町『シャノアール』

木村充揮 関東春のツアー』
昨年の10月、ここでのライブがあった。
たった半年でまた、会える、聴ける、この幸運。

今回は2回めで二人ということもあって
遠慮せず、一番前のテーブル席に着いた。

ギター


飄々と現れた木村充揮さんを拍手で迎える。
ステージに置かれた椅子に腰をおろし、
水割りをゴクッと一口、
カチッ、ライターで火をつけて
タバコをプカリ。
「ア〜〜〜ッ」と至福のため息を吐き
水割りをすすりながら
「好きなよ〜にやります」
「ア~~~ッ」
1曲めゆっくりとスローな天使のダミ声が響く、
お約束の展開で始まった。

♪おそうじオバちゃん♪
木村節が横浜日ノ出町に響く。
MCで照れ隠しのオヤジギャグをおりまぜながら
小芝居してツッコミネタをしかけるけど、
関西でのライブのような、アホッ〜、ボケー…など
ツッコミ(応援)がなかなかないので
「もっとツッコんで〜な」と会場を沸かす。

アンコールのラスト、息つく間もなく
嫌んなった♪…

木村01
木村02
(同行のWさんと木村さん)

ライブの後は、レコード(CD付き)を買ったファンへの
サービスとして膝を交えて、
歓談しながらサインを描いてくれた。

木村充揮に浸った
あっという間の2時間が終わった。





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tag : 木村充揮

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ともぞう(いけだふみのり)

Author:ともぞう(いけだふみのり)
1本のエンピツと
紙きれがあれば、
人を描く。

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