男はつらいよ第41作『寅次郎心の旅路』

旅先で出会った一人のサラリーマン(柄本明)に
関わったことから、
寅さん、ついに海外へ。
音楽の都、ウィーンに。
バックに流れるチターの音色が心地いい。

ウィーン

そこで現地のガイドをしているのが
マドンナとして3回目の登場となる竹下景子(久美子)。

どなうがわ

大きくゆったり流れるドナウ川、岸辺の木立ち、
西洋絵画のような河畔の風景に和む。
「あれを〜ごらんと指さす方に〜♩」
美しき青きドナウを前にして
寅さんが大利根月夜を歌う。

寅さんが歩いてるとウィーンの公園や宮殿も
日比谷公園か東武ワールドスクェアに見えてしまう。

柴又に帰ってきた寅さん、
観てるこっちもどこかホッとする。
寅さんの背景はやっぱり日本がいい!

旅立つ寅さんがさくらに言う。
「やっぱり本当にウィーンへ行ったんだなぁ」

旅を終えて我家に着き、
日常に戻るとふと思う。
とくにはるか遠い海外から帰ってきたときなどは
あれは現実だったんだろうか…と思つてしまう。


1989年/平成元年 8月公開
第41作マドンナ 竹下景子



関連記事

自己紹介

いけだふみのり(池田史典)

Author:いけだふみのり(池田史典)
1本のエンピツがあれば、
人を描く。町を描く。

いままでの日記

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

コメント

非公開コメント

トラックバック