男はつらいよ第45作『寅次郎の青春』

旅先の宮崎、油津の町で寅さんが雨宿りしたのが
今作のマドンナ蝶子(風吹ジュン)の営む床屋。
蝶子と寅さんが飫肥(おび)城址を歩いてるところで
友人の結婚式で宮崎にやってきた泉にバッタリ出会い、
寅さんと満男、それぞれのラブストーリーが始まる。

デュオ
海岸ではしゃぐ満男と泉を眺めながら
蝶子と寅さんが「港が見える丘」をそろって口ずさむ。
二人の息が合ったひととき。

wakare
宮崎から柴又へ帰って静養し
骨折も完治したところで旅に出る寅さん。

さくら「元気でねお兄ちゃん」
寅さん「じゃあな」
オバちゃんのひと言、
「別れる時はどうして心が通い合うんだろうねえ」
ここでのさくらをはじめ
オイちゃん、オバちゃん、ヒロシ、
そして満男との別れは
もう二度と寅さんの姿を見ることはないような予感、
最終回のような寅さんの去り方に、泣ける。

第1作からずっと柴又のご意見番として登場の
笠智衆(御前様)、今作が最後の出演となった。 

【満男の傑作なひと言】
蝶子の元に留まることを
すすめる泉に満男が言う。
「伯父さんは楽しいだけで、
 奥行きがないから一年もすれば
 結局あきてしまう」


1992年/平成4年 12月公開
第45作マドンナ 風吹ジュン
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いけだふみのり(池田史典)

Author:いけだふみのり(池田史典)
1本のエンピツがあれば、
人を描く。町を描く。

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