11月8日 京浜東北線

濃紺のスーツにペイズリー柄のネクタイ。
整髪料でカチッと固めたオールバックのオジサン。
57、8歳くらい。(推定)
朝の通勤時、関内付近でスケッチ。
乗客関内

先日、のんべい横丁のおでん屋さんへ
久しぶりに顔をだした。
その店に入るのは10年ぶり。

常連さんらしきひとりの先客がいた。
自分よりも10歳くらい年上のオジサン。
敬意をはらって「先輩が…、」と話してるうちに
そのオジサン「私の方が若い…、」と言いだした。
(はぁ~?、だれがどうみたってアンタのほうがジジィだよ。と
心の中でつぶやきながら)
「いやぁ、そんなことはなでしょう…、」というやりとりのうちに
オジサンが免許証をだして「ほら、どうですか。」ときたので
じゃこちらも「ほら、どうですか。」と免許証をだした。

生年月日をみてみると
そのオジサンがたった一つだけ年上とわかった。
しかも誕生日は6日ちがい。
親近感をかんじながらも
なんか、お互いスッキリしきれない空気が一瞬流れた。

冗談なのかどうか真顔で「若くみられるんだけどなぁ~、」とまだ呟いている。
(オジサン、アンタはっきり言って実際の歳よりも老けてみえるタイプだよ。と
また心の中でつぶやきながらその話題をもう終わらせた)

ハゲ具合、顔の地肌、声の勢い、眼差し、
漂う枯れ具合、どれをとっても自分より10歳くらい上にみえた。

自分の顔をトイレ、洗面なんかで
鏡で見るときっていうのは
確認するという作業なので眼をきちんと見開いて
意識してみるので自分ではオジサンとは感じないんだけど、
街を歩いていてビルの鏡面になった壁に映る
仏頂面で厚ぼったい一重まぶたのオジサン(自分)と眼が合うと
眼をそらしてしまう。

でも、じつはそれが他人からみた自分の自然な姿で
あのオジサンは話を面白くするためゃじゃなく
マジでそう思って言ったのか。
関連記事

tag : のんべい横丁

コメントの投稿

非公開コメント

自己紹介

ともぞう(いけだふみのり)

Author:ともぞう(いけだふみのり)
横浜野毛と渋谷のんべい横丁を
ホームグランドとして酒場スケッチしています。

いままでの日記
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブログ内検索
リンク
Thanks