昭和残侠伝

高倉健

「あんさんにゃ、
恨み辛みはござんせんが
渡世の義理でお命頂戴します」
花田秀次郎(高倉健)が
渡世の義理を果たすところから
物語が始まる。

服役を終えて、娑婆に戻ると
世間の様子が変わってる。
いろんな仕打ちを受けるも、
耐えに耐えぬいて
ついに堪忍袋の緒を切って立ち上がる。

長ドス片手に、独り敵陣へ向かう。
途中、池部良が助っ人として待っている。
ここで侠気と侠気の短いやりとりがある。
「健さんッ!」と客席から声がかかりそうな瞬間。
ここがこの映画のひとつのピーク。

小雪の降る中、肩を並べて歩く背中に
エンコ~生まれの浅草育ち~♪)と主題歌が流れる。
敵陣にに殴り込み、
首領に向かって啖呵を切る。
「てめぇのようなヤツぁ、生かしちゃおけねぇッ!」
背中の唐獅子が吠える。

このシリーズ、
明快な様式美のような展開に
勧善懲悪な結末。

見終わって映画館を出ても
義理〜と人情〜♪)主題歌が頭の中をめぐり
しばらくは高倉健と自分が一体化していた。

昭和40年から昭和47年にかけて
9本作られた『昭和残侠伝』
健さんの出世作。


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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

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