1月23日横浜野毛 「ちぐさ」

野毛で、呑み友と待合せの時間に余裕があったので
写真でも撮ろうかと散策した。

ジャズ喫茶の「ちぐさ」に灯りがついていた。
たしか閉めたんじゃなかったか…、
野毛にはいつも呑みが目的なので
いままでなかなかいく機会がなかった。

ちぐさ1

この幸運を逃すまいと、ドアを開ける。
店に入ると、左奥に大きなスピーカーが2つ
客を待ち受けるかのように並んでいた。
そのスピーカーをまん中にして左右の壁に
小さな椅子が長椅子のようにきちんと連なっていた。
左側の椅子では70歳くらいのおじさんが、
腕を組み頭を垂れて眠るようにじっと聞きいっていた。
右側の椅子には、団塊世代くらいの男が
難しそうな顔して、曲目リストの頁をめくっていた。
写真は撮りにくそうだからスケッチをしようとバッグを開けたら
たまたま、その日もっていなかった。
仕方なくメモ用の小さなクロッキー帳を取り出し描く準備を整え、
1頁に、スケッチをしてもいいかのお願いを書き留めて
マスターに見せた。
軽く頷いてくれた。
(右の壁にレコードがびっしり並べられていた。
このスケッチは3段だけど、実際は4段です。)
スピーカーのバックには日野皓正の写真。
ほかに左の壁にも、
先代マスターといろんなミュージシャンとの交流の歴史がうかがえる
写真が飾られていた。
クレージーキャッツ、ナベサダ、秋吉敏子ほか
詳しくないのであとの面々はわかりません。

ちぐさ曲目リスト
スケッチをさっと済ませて、
1杯用の小さなサイフォンでいれられたコーヒーを呑みながら
しばしジャズに聞きいってると、リクエスト用の曲目リストを渡された。
AからZまで2册にわたっていて、はしっこが色褪せた紙面に
タイプ文字の中に手書き部分や修正液で消されたところとかがあり
手づくりな感じがあったかく思えた。
-----------------

スピーカーから流れる温かい音が
店のなかに空気をつくっていた。
よくいう「音があったかい」というのが実感できた。
ちぐさ

73年間、ともりつづけたジャズの灯、野毛の灯が
あと1週間で、消える。





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まとめteみた.【1月23日横浜野毛 「ちぐさ」】

野毛で、呑み友と待合せの時間に余裕があったので野毛の町の写真でも撮ろうかと散策した。ジャズ喫茶のさ」に灯りがついていた。たしか閉めたんじゃなかったか…、野毛にはいつも呑みが目的なのでいままでなかなかいく機会がなかった。この幸運を逃すまいと、ドアを開ける...

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閉店まえに「ちぐさ」に行けてよかったね。この店は酒を出さないのでオレは一度も行かなかったのだ。というか、遠いしね(笑)。桜木町のダウンビートはまだあるのかな?

iwakiさん
東横線の急行に乗ってピューッといけば
あっという間に馬車道に着く。
大岡川沿いをタバコ一服ぐらいの時間歩けば
野毛の町に着く。
とくに、iwakiさんは日中に時間がとれるだろうし、
電車ガラガラだし、8時くらいまで「ちぐさ」にいて
合流できたら、野毛の呑み屋つれていきまっせ。

iwakiさんへ追伸
ダウンビートまだあるよ。
たしかオーナーが変わったときいとります。
常連のお客さんがオーナーになったんじゃないかなぁ。
まさやさんの友人のサイトウさんが懇意じゃなかったかなぁ。
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ともぞう(いけだふみのり)

Author:ともぞう(いけだふみのり)
横浜野毛と渋谷のんべい横丁を
ホームグランドとしてのんべいな日々をスケッチしてます。

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